
お客様との出逢いを大切にし、公私ともにインテリアを楽しんでいます。
「印象を柔らかい感じに変えるにはどんな生地を選べばいいでしょうか?」とのご相談でした。
お話を詳しく聞いてみますと、お部屋の内装は床のフローリング・天井共にホワイト色とのこと。
また家具にはグリーンの差し色を好んで使用しているとのことでしたので、
お客様のお好みに合いそうな生地を選んでご提案いたしました。
ご提案したのは
「Aパターン:素材感を楽しむ」「Bパターン:色彩を楽しむ」「Cパターン:レースを楽しむ」
の3つのパターンでした。
【 Aパターン:素材感を楽しむ 】
お部屋のもっとも大きな面積がカーテン部分なので、床材や天井と同じ色調の生地を選びました。
ご要望にありました「柔らかい感じ」にはモダンなレースがあしらわれた生地を使用することで、
空間に一体感が生まれ、明るくて広く感じることができると思います。
【 Bパターン:色彩を楽しむ 】
お部屋に多くの観葉植物があり、印象的な緑色の家具をアクセントに使用しているとのことで、
植物をモチーフとされた生地をご提案しました。彩度が高く鮮やかな明るいカラーにすることで
女性的で柔らかな印象に仕上がり、個性的な空間になると思います。
【Cパターン:レースを楽しむ】
レースや刺繍といった繊細なレースカーテンを中心に選び、
室内から生地の豊かさを感じる空間を目指しました。
お部屋の内側にレースを設置し、奥には淡色の木製ブラインドを配置することで
遮光性と外からの視界をカット。フェミニンな仕上がりになると思います。
オーダーカーテンだったため、お客様に窓枠の寸法を測っていただきそのメモを元に見積もりを作成していきました。
窓が沢山あるという方や、不安な方には出張採寸サービスもやっているのでぜひご利用ください。
また建物によってはカーテンレールの施工方法も異なりますので、
窓まわりの写真を送っていただけると安心してオーダーカーテンを作ることができます。
最終的な見積もり時にカーテンレールの種類やタッセルの取り付けを確認します。
今回の建物の場合、タッセル用のフックの設置ができなかったため、
カーテン本体に設置できるタイプのものをご提案しました。意外とタッセルの種類も豊富なんですよ。
最後に生地のパターンは「Aパターン」でご了承いただき、ご成約の運びとなりました。
設置後にお客様より「大満足です!」とのお返事をいただき、私自身も喜びとともに安堵しました。
横ストライプのレースのお陰で窓がさらに広く感じられ、
とても柔らかな光が入り、心地よく過ごしているとのことです。
レースカーテンとドレープカーテンをつけたことで、
昼間はレースだけで光を取り入れることができて気持ち良く過ごせます。