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- BUYER'S DIARY -
THE GRACE
バイヤー日記

– episode 3 –

ヨーロッパ ~イタリア編~
 

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一週間ほどヨーロッパへ行ってきました。

 

目的は3つです。
・商品開発の為イタリアのソファメーカーを訪問
・ドイツのインテリア専門店の視察
・株式会社大川のパートナーであるドイツのグループのパートナーフォーラムへ参加
今回はこの3つをポイントにお話しさせて頂きます。
さっそく目的の一つ目である、イタリアのソファメーカーのお話から。

 

情熱と共に作られるソファ

 

イタリアはヨーロッパの中でもインテリア産業が盛んで、ファッションと同じようにトレンドを配信していたり、とにかく進んでいて、有名メーカーや産地も数多くあります。
今回は、その中でも革張りソファメーカーの産地である「バーリ」という場所にあるメーカーを訪れました。

 

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まず何事にも「歴史」「背景」が重要という事で、そもそも何故バーリ地区が革張りソファの産地になったかという話をさせて下さい。
振り返れば100年程前、イタリア南部の交易都市として、バーリは多くの商人が取引を行っていた場所です。商人たちは、馬に乗り、時には馬車を使い訪れます。
すると、やはり馬具が必要になったり、物を運んだりするための丈夫な革バックが必要だったりというわけで、バーリが革製品を使用した馬具や鞄の産地となり、それがソファに発展していったとの事です。
やはり、商売の始まりには全てルーツがあるんですね。

 

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上の写真は、ショールームに飾ってあった写真で、1928年のバーリの町の風景です。
皆さん商売熱心です。

 

ここから本題に入ります。
現在、THE GRACEでもイタリアソファを扱っています。
導入した当時の仕入先担当者に「イタリアソファって革がいいし、つくりもいいのは充分解るんだけど、結局のところ、
日本をはじめ、アジア諸国や他国との違い、特徴って何?」との私の問いに対して一言。
「With Passion!!!」
カッコイイですよね。
それを聞いて、イタリアソファに対する考え方がとても変わったのを今でも覚えています。
今回はその真髄を確かめにイタリアへ!
オーナーも都合良く、商談に全て立ち会って頂きました。
やっぱりイタリア人かっこいいですね。東洋人よりスタイルが良いし、言葉使いがさりげなく、オシャレな表現が出来るところとか私自身も見習いたいです。風貌もちょい悪○○○な感じで。

 

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まずはショールームで商品見ながら話でも。と思っていたら、丁度お昼時間。
私達がご飯を食べていないのを知っていたオーナーが、まずは軽く食事しながらリラックスして!と。
せっかくご用意して頂いたので断るわけにもいかず、「出前のピザしかないから」と言われるがまま部屋へ移動。
軽くピザとコーラみたいな感じかなぁ?とイメージしていたら・・・ケータリングなのに器の演出やサイドメニュー。
ましてや飲み物やグラスまでしっかり用意されていました。

 

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恥ずかしながら、アジア慣れしている私からしたら、いい意味で期待を裏切られました。
流石イタリア。演出にこだわる文化ですね。
食事をしながらオーナーが一言。
「日本人もそうだが、PCとデジカメで仕事が成り立つと思っている人々が多いね。
でもイタリア人は違うよ。まずはワインを飲み、ゆっくりと語らいながらイメージを膨らませていくんだ。だから一杯どうだ?」
オシャレですよね。というか人生に余裕がある。
素晴らしい。私も余裕を持った大人になりたいと心底感じた瞬間でした。
勿論、ワインもおいしく頂きました。
食事から始まった商談ですが、商品を見て、洗練されたデザインに心躍らせ、また工場では一つ一つ丁寧にモノづくりを
する人たちとの出会いがあり。
また先進国ならではの環境や従業員までの配慮が当たり前にされている環境に驚かされました。

 

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そんなこんなで訪問してから6時間経ち、商談もまとまり、終盤に。
そこでオーナーに絶対に聞こうと思っていたキーワードを。
(私は国内外限らず、必ず聞くことにしています。)
「貴方の会社のこだわりって何ですか?」という問いに対して、
「100% Made in Italy!!! And … with Pride!!!」
プライド付!!カッコイイですね。
イタリアン魂を感じます。

 

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このメーカーは材料も、職人も、工場も全てイタリアにこだわっているので、100% Made in ITALYというのは随所に謳われていましたが、プライド付とは!
こういう心あるものつくり精神は、絶対に大切にするべきだと思います。
そして、そのようなメーカーや商品を少しでも多く沖縄の皆様に紹介するのが私たちの使命だと思っています。