THE GRACE
バイヤー日記
– episode 2 –
ベッドマットレスメーカーへ訪問。上質な眠りのご提案。
上質な眠りに対する考え
眠りのスタイルは千差万別と言われていて、睡眠が重要なことはよく分かりますが、
結局何が良くて何に着目しなければならないのかというのは、小売店やメーカーからの一方的な発信のみで、
みなさんは正直混乱してるかと…。
ましてや、この情報社会。ネットで調べるとあんなことやこんなことが書かれています。
とまぁ色々とありますが、
私が考えるに睡眠に重要なのは、
「バランス」です。
何のバランスかというと、
今の睡眠環境はあなたにとって最適かどうか。です。
ベッドマットレスと枕、シーツの相性、睡眠時間と疲労度、広さ(身体とベッド)などなど。
例えば、
「この枕で快眠間違いなし!!!」
確かに枕も重要ですが、ベットマットも重要。
そして、マットとのバランスは??
「硬めのマットは疲れがとれる」
とよく聞きますが決して一概には言えません。
そもそも寝姿勢や体格などもひとそれぞれ違いますし、
固いの定義が曖昧です。
※日本は布団文化なので特にそうです。
「低反発は身体に悪い!暑い!」
これも同様に一概には言えません。
素材や寝室環境によって大きく違いますから。
ベッドマットレスに対して様々なことが飛び交っていますが、
私の考える理論はコレ。
「寝てみて気持ちいいかどうか。」「身体にしっかりフットしているかどうか。(先入観なし)」
この2点がお客様にとってどうなのか?が重要です。
そして、私たちが最もお手伝いできる部分としては、
1・睡眠時に身体の大部分を支える「ベッドマットレス」のご提案です。
だって身体の80%はベットマットレスがサポートしてくれるから。
もちろん、マットレスに合った枕のご提案もしっかりさせていただきます。
2・専門知識や経験に基づいた専門のアドバイザーが様々な視点からしっかり快眠アドバイスします。
寝具以外の入眠姿勢なども意外と問題が多かったりするんですよ。
ちなみに私は出張の時は眠る間際までPC業務に追われてるせいか(汗)、
出張先ホテルでは全然眠れません。マットが身体に合わないということもあるのかな。
テーマは「官能性」
今回のマットレス商品開発のテーマ
上質な眠りについての考えをお話しした中で、
今回の商品開発の大きなテーマが「官能性」
ベッドマットレスは価格はピンからキリまであります。
GRACEでもシングルマットレスで2万円〜30万円と価格の差は様々。
今回は最もお客様からの要望の多い5万円くらいの価格でご提案できないかと、
現在価格調整中。
メーカーは商品スペック(中身)に機能や付加価値を付けて、
様々な価格帯の商品を展開しています。
正直、私でも戸惑う部分(意味が分からない)があるのですが、
お客様にとっては余計にそれを感じる部分ではないかと思います。
GRACEでは商品スペックに惑わされず納得のいく
機能を持ったマットレスを展開していますのでご安心を!
みなさんも一度は聞いたことがあると思いますが、
「ポケットコイル 600個使用」
「◯◯で使われている詰物の使用」
「◯◯御用達」
確かに必要な情報かもしれませんが、
私個人としてはあまり良くないと思っています。
なぜかと言うと、
「意味のないスペックはユーザーに悪い先入観を与えてしまい、
そのものの持つ本質が伝えられない。」
から。
現在取引のある海外ベッドメーカーの社長とお話していた時に出て来たフレーズで、
まさしくその通りかと。とても共感。
どんなマットレスかというと
見た目にも美しく、横になってみて更に気持ちいいベッドマットレス。
今回の開発テーマである「官能性」をもちろん重要視。
現在最終調整中です。交渉がうまく進めば2月頃の店頭商品展開を目安にしています。
乞うご期待!
日本とドイツの技術提供もあり、品質にはもちろん自身があります。
工場は大量生産型ではなく1つ1つ丁寧に作っていく職人気質溢れる工場。
某有名ブランドの下請けをしているということもあり品質は抜群です。
マットレスの寝心地を大きく左右する「ウレタン素材」
様々な感覚のウレタンを組み合わせてベッドマットレスは開発されていきます。
「モノづくりの定義」
世界中には様々な生産メーカーがあり、経営方針・コンセプトも色々。
会社の利益だけを求めて、より生産コストを下げて作るところ。
とにかく量・価格の追求だけをし、従業員や環境の安全面を全く考えないところ。
逆に、多少コストは上がっても、より良い商品を、環境負荷なく、適正な価格で販売しているところ。
私のポリシーは後者です。
いくら商品が良くても、工場が汚い、従業員レベルが低いところとは取引しません。
環境問題や従業員満足に取り組んでいるメーカーほどコンセプトがしっかりしより良い商品を作っています。
これらは、
営業担当者の対応、工場環境や職人達の業務に取り組む姿勢、オーナーとの会話で判断します。
今回訪れた中国に限らず、日本もそう、東南アジアもそう、ヨーロッパも全く同じ。
商品面でのこのようなこだわりが、お客様の満足にも絶対に繋がると信じています。
もしお客様から実際に商品以外のメーカー背景などを聞かれたら喜んでお話しますよ。
これは従来GRACEがメインとしている「インテリアのトータル提案」とは真逆の、
モノに対するハードな部分ではありますが、そこがぶれずにしっかり構築していくことで、
スタッフも安心してお客様にご提案出来るのだと、バイヤー意見として考えています。
快適な眠り、気持ちいいマットレスを探しにぜひGRACEまでお越し下さい。
スタッフが様々な視点からご提案いたします。